2017年4月にYouTubeからこのような発表がありました。
「YouTubeパートナープログラム(YPP)」の改定
動画の視聴が10,000回数未満の動画に広告が表示しないようになりました。
なぜ広告を減らすのか?
不適切な動画広告を見たことはないか?
あなたもこの動画でこの広告?と思ったことは一度や二度ではないはず。
広告収入を増やす為に悪質な動画が増えているのも事実。
著名人の動画を無断で配信し広告収入を得ているYouTuberも多くいる。
つまり動画を流せば広告収入が手に入ると勘違いしているYouTuberがGoogleも認めてはいないがいるから広告を減らしたのではないか?
なぜ広告停止に踏み切ったのか?
YouTubeの広告主には大手企業がいる。
特にその中の大切な広告主のMcDonald’s、トヨタ、AT&Tなど大手企業がYouTube広告からの広告を引き上げてしまっている。
Googleは契約金額を公開するわけもないから不明だが、相当な金額の契約が次々となくなったわけ。
だから、広告の程度を下げていると予測される広告を停止すればいいというわけだ。
どのような判断基準があったか知らないが、アカウントをひとりひとりチェックするわけにはいかないので、視聴回数10,000未満は動画の程度も低いから停止してしまえばいいと考えたのではないだろうか?
Googleが活用している”AI”の存在も忘れてはいけないが、今回の判断基準にAIとGoogleのアルゴリズムが組み合わされてリサーチした結果だと推測する。
あなたが大手広告主だったらどう?
例えばだが、あなたが大手広告主の企業の社長。
もしくは広告の担当者。
いかにもパクリ動画の再生前にあなたの企業の広告が表示された。
ムカ!
サイトの広告から進むとアダルト動画がはじまって動画の下側の帯の宣伝にあなたの起業名が表示されている。
ムカムカ! スクショ、バシ!!
自動再生が表示される右サイドバーのトップに起業名が表示されている。あなたへのオススメには暴力系が好きな人の右サイドバーにも表示されているはずだ。
ムカムカムカ!!!
想像すると気分悪くなりますね。
だったら広告はYouTubeだけじゃないから、他に頼めばいい。
広告収入が減って困る人は誰だ!
誰が悪いかは歴然としているが、今回のYouTubeパートナープログラム(YPP)で困るのは人気YouTuberではなくて人気YouTuberの一歩手前のYouTuberです。
YouTubeだけの収入で暮らしている人もたくさんいらっしゃいます。
それほど収入がある人は困りません。
動画公開すれば10,000視聴回数などすぐに超えてしまうからです。
副業で稼いでいる人では収入がゼロになるようなことも十分に考えられます。
となれば動画の投稿数も減っていくことになりますが、YouTubeとGoogleの考えは不正は撲滅したいので動画の投稿数が減ってもいいわけです。
YouTubeは広告収入のレートが変更になったり、不正撲滅をはじめたりと話題には事欠きませんので、今後もレポートしていきます。
※私の動画は広告収入は導入していません※
